親知らずの抜歯は、口腔外科で最も頻繁に行われる処置の一つです。
経験豊富な医師が担当し、口腔内へのダメージを最小限に抑えます。

大きな問題になる前に治療が可能です。

親知らずは「智歯(ちし)」とも呼ばれ、永久歯の中で一番奥に生えてくる8番目の歯です。現代人の顎は小さくなっている傾向があるため、親知らずが生えるスペースが十分にないことが多く、様々な問題を引き起こす原因となります。

様々な治療法で適切な処置を行います。

処置方法は様々ですが、どの抜歯方法でも、術後の痛みや腫れを抑えるために、鎮痛剤や抗生剤を処方し、一定時間は安静にしていただきます。また、抜歯後の出血や感染を防ぐための注意事項など丁寧にご説明いたしますのでご安心ください。

治療について

通常の抜歯(萌出している親知らず)
歯茎から完全に顔を出しており、まっすぐに生えている親知らずの抜歯です。最も簡単なケースとされます。

歯肉弁開窓による抜歯(半埋伏・部分的に露出している親知らず)
親知らずの一部が歯茎に覆われている(半埋伏)、または斜めに生えている親知らずの抜歯です。歯茎の切開が必要になります。

骨削除・歯分割を伴う抜歯(完全埋伏・水平埋伏智歯)
親知らずが完全に顎の骨の中に埋まっている、特に横向き(水平)に埋まっている親知らずの抜歯です。最も難易度が高く、口腔外科医による処置が必要となります。